婚活とペルソナ

From:吉本みかん

以前、婚活のマーケティングのお話をしました。

今日はそのやり方について。

マーケティングって何のこっちゃ、ですけど、

一言でいうと、自分のことを気に入ってくれる人をどうやって見つけるのか、という方法のことです。

マーケティングはビジネス用語で、そこからこの考えを婚活に取り入れています。

実際のマーケティングでは、ペルソナという架空のお客さん像を設定して、

その人が欲しい商品やサービスは何か?ということを考えていきます。

例えば、車の開発をするとしたら、

33歳、主婦、夫が会社員で自分はパートで生計を立てている。

世帯収入は500万円。

子どもは、3歳の女の子と、もうすぐ1歳になる男の子。

パート帰りに、保育園に子どもを迎えに行って、買い物をして、夕飯の支度。

そんな女性が乗りたい車はどんなのだろう?と考えていくわけです。

これはペルソナ分析と呼ばれる方法で、たった1人の具体的な人物を想定していきます。

ライフスタイルや趣味、家族構成など、細かく設定していきます。

普通は、こんな細かくしていくと、そんなピンポイントのお客さんはいないだろう、となるんですけど、

実際はその逆です。

具体的であればあるほど、他の人に響くんですね。

むしろ、ターゲットを広くして色んな客層を拾っていこうと考えてしまうと、誰にも響きません。

ある意味、マーケティングのセオリーなんですが、一般的な考えとは逆ですよね。

僕がわざわざこのペルソナ分析を婚活に取り入れているのは、効果があるからです。

分かりやすくいうと、例えば、婚活でも、

「誰でもいい」

という状態は、誰も相手が見つかりません。

これくらいは、ほとんどの人は直観的に分かっています。

ですけど、そこ止まりです。

どういう人が自分のターゲットなのかを明確にしている人は少ないです。

だから、どんな人にも受けが良いような振舞いをしてしまいます。

そうすると、本来の自分に合った人には響かない。

だから、婚活のマーケティングでは、ペルソナ分析を使って、理想の相手を明確にしていきます。

それができると、あなたのやるべきこと、アピールするポイントが明確になってきます。

ただし、1つだけ注意点があります。

それは、やり方を間違えると、理想の相手が世の中に存在しない可能性がある。

先ほどの車の開発とかですと、どういう人が実際に車を買うのか?ということを設定していきます。

これを慣れていない人が婚活マーケティングでやってしまうと、

条件を1つ1つ積み上げて、実際には世の中に存在しない人がペルソナになってしまうんです。

例えば、理想の男性像が、頼りがいがあって、優しくて、仕事もできてそこそこの収入で、家事も手伝ってくれる。

確かに理想像かもしれません。

ですが、頼りがいがあるとしたら、それは少し強引な性格とセットだったりします。

逆に優しい人は、少し頼りがいがないように見えますよね。

仕事ができてそこそこの収入だとしたら、仕事の責任が大きいので家事を手伝う余裕はないかもしれない。

1つ1つの条件を満たす相手は見つかるかもしれません。

ただ、この条件を全て兼ね備えるとなると、難しいというより、いないかもしれないんです。

これが理想の相手の落とし穴です。

じゃあ、こういうときはどうすればいいのか?

理想の相手を実際に会ったことがある人で分析することを、僕はお勧めしています。

人って、長所があれば短所もあります。

というか、長所と短所はセットなんですよね。

頼りがいと強引さ、優しさと頼りなさ、みたいな感じです。

だから、その長所も短所も併せ持っている実際の人物の中から、

こういう人が理想、と設定するほうが役に立ちます。

やり方としては、

①過去あなたに興味を持ってくれた人の中から、いいなと思った人の上位5人を選ぶ

実在する人を理想とするのが一番現実的です。

と言っても、誰彼かまわず選ぶと、その相手はあなたに興味がないかもしれません。

そこで、過去あなたに興味を持ってくれた人の中から、この人だったらいいなと思える人を挙げていきます。

例えば、婚活パーティーで○を付けてくれた人や、マッチングした人。

過去に、自分に興味を持ってくれた知り合いなど。

そういう人と同じようなタイプから、あなたは興味を持ってもらえているということです。

ですので、ここで挙げた5人は可能性が高いと言えます。

②その上位5人の共通点を見つける

もしかしたら、理想だと思った5人はタイプが違う、ということもあります。

ですけど、何かしらの共通点があるはずです。

外見的なことかもしれませんし、性格的なことかもしれません。

そこで、5人の共通点を探してみてください。

考えてもなかなかアイデアが出ないときは、とりあえず共通点ではなく、

それぞれの特徴をたくさん書いてみてください。

5人分の特徴を全部書いてみて、そのうえで共通している項目に〇を付けてみてください。

そうすると、その共通点を持つタイプからあなたは興味を持ってもらいやすいということが分かります。

ここまでがはっきりと分かってくるとあとは簡単です。

最後に、そのタイプが興味を持ってくれたあなたの魅力を探します。

③その上位5人はどうしてあなたを選んだのか?を考える

例えば、おとなしいタイプの女性に○をもらうことが多いとしたら、

話が苦手な女性にも話を振って、楽しませることができている、ということかもしれません。

これは、自分に興味のあるタイプの共通点と自分の性格や長所を分析して仮説を立てていきます。

その仮説が出来れば、あとは婚活パーティーで試してみます。

過去、上手くいったケースでは、

ある男性が、おとなしめの女性から人気があるという分析でした。

少しぽっちゃりな感じの人から人気がある。

そこで、その男性に、

「ぽっちゃりはOKですか?」

と聞いたところ、それは大丈夫だということでした。

その男性も特別ぽっちゃりが好き、というわけではなかったんですけど、

ぽっちゃりでおとなしめの女性に絞ってアピールすることにしました。

すると、とんとん拍子で上手くいき、出会ってから1年で結婚されました。

おとなしめの女性なので、婚活パーティーでのグループトークは苦手。

そのとき、そのターゲットの女性も会話の輪に入れるように話をするなどの気遣いでアピールしました。

それが見事にはまって、マッチング。

おとなしい女性からすると、グループの中に上手く溶け込めるようにフォローしてくれるというところに魅力を感じるだろうという仮説です。

こうやって、どんなタイプの人が自分に魅力を感じてくれるのか?ということを知ることができれば、

それをアピールする方法が見えてきます。

ほとんどの場合、誰に向けて自分のどんな魅力をアピールするのかが不明確なんです。

ですので、なかなか自分の魅力を伝えることができません。

婚活マーケティングを使うと、あなたの理想とするターゲットを明確にできるので、

あなたの魅力も伝わりやすくなります。

ぜひ、これをやってみてください。

もう1つ、このペルソナ分析で大事なことがあります。

それは、寄ってきて欲しくないタイプを引き寄せないこと。

やり方は理想の相手を考えるときと同じですが、1つだけ違うのは、

①過去あなたに興味を持ってくれた人で、結婚相手としてふさわしくない人ワースト5人を選ぶ

あなたが望む、望まないにかかわらず、寄ってくる人はあなたが引き寄せています。

それは、外見かもしれませんし、会話や態度で現れていることかもしれません。

そこで、そういうタイプを引き寄せないためにも、結婚相手としてふさわしくない人がなぜあなたに興味を持ってしまうのかを分析する必要があります。

というわけで、過去にあなたが婚活で出会って、

この人はダメだったという人5人を挙げてみてください。

もしかしたら、最初は良かったけど、何回か会うとダメだったというパターンもあるでしょう。

もしくは、付き合ったけど、最後は相性が悪くて結局別れてしまう、ということもあります。

大事なのは、最終的に結婚相手としてふさわしくない、というワースト5人です。

あとの流れは、理想の5人と同じです。

②そのワースト5人の共通点を見つける

一体、あなたの何に惹かれて寄ってきたのか?ということです。

もしかしたら、上位5人と同じ理由、ということもあり得ます。

例えば、こういうケースがありました。

女性の方で、デートすると男性があんまり話を振ってくれない。

こちらが、話を振らないと会話が続かないので疲れる。

じゃあ、そんな人とマッチングしなければいいのに、と思うのですが、

婚活パーティーでは話が出来たんです。

というのも、女性側が初対面なので、話を盛り上げようと話を振っていたんです。

すると、どうなるかというと、

コミュニケーションが苦手な男性でも、

「あ、この人話しやすい」

となって選ばれやすくなります。

つまり、自分から愛想良くしていたために、コミュニケーションが苦手ん男性を引き寄せてしまっていたんです。

なぜ自分が望まないタイプを引き寄せるのかを検証しなければ、また同じようなタイプに気に入られてしまいます。

愛想が良いのも、もちろん長所なのですが、この場合は、

むしろ相手に話を振らず、自然に会話をしてみるといいでしょう。

そうすると、あまり話を続けられない人とは、会話が盛り上がらないので、そもそもマッチングすることはありません。

③そのワースト5人はどうしてあなたを選んだのか?を考える

こうやって、そのワースト5人があなたを選んだ理由を突き詰めていくと、

あなたが人を引き寄せているポイントが分かってきます。

もしかしたら、これは理想の5人を引き寄せるポイントと同じものかもしれません。

つまり、先ほどのケースでは、

ワースト5人も愛想が良いから、あなたを選んでいる。

理想の上位5人も、あなたの愛想の良さで選んでいる。

じゃあ、この場合、どうやってこの2つをを切り分けていくかというと、

愛想良くするのはするにしても、そのやり方を工夫します。

コミュニケーションが上手に取れる相手を探す場合は、自分から必要以上に合わせない、というだけでいいと思います。

コミュニケーションが苦手な人は、こちらが受け身でいれば、会話が盛り上がりません。

ですけど、コミュニケーションが上手な人だと、こちらが受け身でも話を上手に振ってくれます。

それに対して愛想良くしていれば、こちらの長所も活かせますし、コミュニケーションが上手な人とだけ会話が盛り上がります。

なぜ、こういうことが起こるかと言うと、人の長所と短所はセットだからです。

愛想が良い、というのは長所ですけど、相手に合わせ過ぎてしまうと良くない面も出てきます。

この分析をやってみると、いったい自分は人にどう映っているのか、ということがよく分かります。

婚活の最後のピースが埋まる感じですね。

少し、頭を使いますが、これまでのあなたの婚活を振り返ってみてください。

頭を使うだけの価値はありますよ。

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