なんちゃって聞き上手

From:吉本みかん

以前、会話についてのメルマガを書いていたのですが、

すっかりやり方をお伝えするのを忘れていました^^;

というわけで、順番は前後しましたが、

今日は、なんちゃって傾聴についてお話します。

なんちゃって傾聴とは、

心理カウンセラーが技術として使っている傾聴の技術を、

その表面的なところだけ簡単にパクッてしまおう、という傾聴です。

これをやることで、相手は聞いてもらている感じがします。

これだけでも、相手からの印象が全く違ってきます。

なんちゃって傾聴のポイントです。

相づち、うなづき、繰り返す、これが基本になります。

へー、うんうん、なるほど、などの相づちです。

これを、首を縦に振りながら、うんうんとやります。

「へー、あ、そうなんだ~」

という感じですね。

これは、話を聞いているよ、というサインです。

これだけだと物足りない気もしなくもないですが、そもそもこれさえ出来ていない人も多いです。

ただ、これは誰でも簡単に出来ますよね。

繰り返すというのは、多少慣れが必要です。

本当に上手い人になってくると、かなりのレベルなんですが、まずは出来るところからはじめてみてください。

レベル1 内容をそのまま繰り返す

話の内容を、単語やキーワードを含めた簡単な文章で返します。

例えば、昨日ディズニーに行ってきたよ、と相手が言ったとします。

そしたら、

「へー、ディズニーに」

「昨日ディズニーに行ったんですね」

などと返すわけです。

オウム返しというやつですね。

レベル1なので、まずはオウム返しでいいと思います。

これが出来ないと、次のレベルはちょっと難しいのでこれだけでもやってみてください。

そのとき、ポイントとして、魔法のオウム返しをお伝えしておきます。

魔法のオウム返し

「〇〇なんですね」

よくやってしまうのは、

ディズニーに行ってきました、に対して、

「ディズニーに行ったんですか」

というように、か、で返してしまうことがあります。

聞き返しているようにも聞こえてしまうので、そこは相手の話を受け入れる聞き方にしてみてください。

これを、

「ディズニーに行ったんですね」

の方が柔らかいですし、受け入れてもらった感じがします。

しかも、誰でもできる(笑)

これは、受け答えの習慣なので、慣れれば意識しなくてもできるようになります。

ぜひ、今から、「か」ではなく「ね」に変えてみてください。

たったそれだけで、会話がスムーズに流れますよ。

もう一つオマケで、

魔法の切り出し方についてお伝えします。

先ほどは、相手の発言に対して、どう返すかということでしたが、こちらは、先に話を切り出す場合に使ってください。

魔法のオウム返しと同じなんですけど、

例えば、婚活パーティーで自己紹介カードを見て、ネタを見つけたとします。

そのとき、

「趣味、パン作りなんですか?」

と聞くより、

「趣味、パン作りなんですね」

の方が柔らかい。

さっきと一緒ですね。

この場合も、「か」ではなく「ね」を使ってください。

このレベル1までは、慣れれば完全に自動応答できるようになります。

実際、僕も話を聞いていないときも、自然にこれをやっています(笑)

もちろん、聞き流しているわけではないんですけど、

相手に100%集中できていなときでも、悪い印象はないですよね。

ここまでを、あなたも習慣として身に着けていただけると、今後の会話で困ることはなくなります。

これが出来た上で、さらにもっと相手に気持ちを傾けて、話を聞きたい場合は、次のレベル2、レベル3に挑戦してみてください。

レベル2 感情を伝え返す

相手が今感じていることをそのまま返す、という受け答えです。

相手の会話から、感情のキーワードを拾って、それを返してあげるわけです。

レベル1はオウム返し、と言いましたが、これは相手が言った情報をそのまま返しているだけです。

話を聞いてもらえた、という聞き方にはなりますが、共感しているかというと、それはちょっと弱い。

共感は、感情の部分です。

ですので、レベル1で返していた内容を情報から感情のキーワードに変えるだけです。

やり方としては、技術的に難しいわけではないんですけど、

感情を拾うという意味では、少し難しいんです。

だからレベル2です。

特に、男女でコミュニケーションの目的が違います。

男性のコミュニケーションの目的は、情報の伝達がメイン。

仕事とかで感情を交えず、事実を整理したり、問題解決したり、というコミュニケーションが得意です。

ですが、女性のコミュニケーションの目的は、感情の共有です。

共感してもらいたいだけなんですよね。

ここで、男女のすれ違いが起こるわけですが、

プライベートで仲良くなる、という意味では、女性寄りのコミュニケーションになってきます。

もしあなたが男性でしたら、このレベル2は意識しておかないと、女性との会話がつまらなくなってしまいます。

あなたが女性だとしたら、レベル2くらいは自然に出来ているかもしれません。

元々女性はコミュニケーションが男性よりも得意ですからね。

僕も、心理カウンセラーとして仕事をしていますが、

コミュニケーションの技術は、社会人になってから勉強して身に着けました。

学生時代までは、コミュニケーションが下手で、人間関係を悪くしていましたから、

僕も含め、男性は元々そんなものなのでしょうね。

だからこそ、技術として身に着けると、ライバルとは格段に差が生まれます。

レベル3 感情や意味を明確にする

女性でも、このレベル3まで出来る人は少ないです。

これはもう、コミュニケーションの技術というより、心理カウンセリングの技術に近いです。

ですので、ここまで出来るとかなりの聞き上手です。

もしあなたが、レベル2まで自然に出来ていたとしたら、このレベル3に挑戦してみてください。

あなたが女性だとしたら、これが出来ると、

男性の癒しの場になります。

結婚して、男性が家に帰りたい、と思ってもらえるようになります。

もちろん、子育てもスムーズになりますし、平和な家庭を築けますよ。

技術的なこととしては、相手がはっきり意識できていない感情や意味を言語化してあげる、ということ。

例えば、

「昨日、ライブに行ってきて、めっちゃ声出したんで今日声ガラガラなんですよ」

「声がガラガラになるくらい、ライブ楽しかったんですね」

相手の身振り手振りや、表情、話の内容からも声がガラガラになるまで楽しんできた、ということが分かります。

これを、相手に伝え返す、という技術です。

僕が、趣味で買ったギターの話を友達にしていたとき、

「ギターめっちゃ気に入っているんですね」

と言われると、

「ああ、確かに気に入ってる」

と自覚したことがあります。

その友達はギターは弾かないので、ギターの説明を聞いてもなんのこっちゃ分からない。

でも、僕がそのギターを気に入っているのは分かったみたいです。

そんなときに、友だちから返ってきたことばです。

他にこんなエピソードもありました。

僕の一番下の子どもが、朝ご飯を食べている途中、ウンチをしました。

そこで奥さんに、

「ご飯先に食べさせた方がいいかな?それとも先にオムツ替えた方がいいかな?」

と聞きました。

僕はてっきり、どっちかの答えが返ってくると思っていたら、奥さんは一言。

「迷うよね」

と言ってその場を立ち去りました(笑)

このときも僕は、

「あー、確かに迷ってるな」

と思いました。

こうやって、言った本人も自覚していない感情やその意味を明確にして返してあげるというのはかなり高度な技術です。

その僕の友だちも、奥さんも傾聴技術がとても高い。

だから、こんなことが日常会話で返ってきます。

もしかしたら、心理カウンセラーを仕事にしている僕よりも上手いんじゃないかな、と思っているくらいです。

ですので、ここまでできれば上出来ですが、

とりあえずは、レベル1のなんちゃって傾聴、それから余裕があればレベル2くらいの傾聴技術を覚えてみてください。

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