From:吉本みかん
今日は、結婚の決め手についてのお話です。
この人に大切にしてもらっているな、と相手に感じてもらうための技術です。
ところで、
どこかのお店に自分がお客さんとして行くと、接客をされますよね。
そのとき、サービスが良いなと感じることがあれば、その店に通い続けることになります。
ですけど、その店員さんがこちらのことをどれだけ大切に思っているかは分かりません。
それでも、自分のことを大切にしてもらっているな、と感じることができれば、
そのお店に通い続けるわけです。
つまり、気持ちが伴っているかどうかは関係なく、技術として相手を尊重する、大切にする、ということが出来るということです。
というわけで、まずはこの接客の基本を婚活に取り入れてみましょう。
ここでも誰でも簡単に出来ることだけ、やっていきたいと思います。
ポイントは3つ。
①相手のことを覚えているかどうか
相手を知る、つまり覚えているということが大事です。
本当に知っているかどうかはこの際どうでもよくて、覚えている、ということですね。
あなたも美容院に行くと、美容師さんがいつもの調子で会話が弾みますよね。
本当にあなたのことを覚えている場合もありますが、そうでないときがあるって知ってました?
美容院では、お客さんとどんな会話をしたかということをカルテに記入しています。
それを予約の時間の前に確認して、それからカットに入るわけです。
決して全てのお客さんのことを覚えているわけではありません。
ですが、お客さんの側からすると、
「覚えていてくれたな」と感じるわけです。
そうやってその店にリピートするんですね。
ほとんどの人はそうだと思いますが、
美容師さんと話が合うとか、話を聞いてくれるとか、
そういう理由でお店に通っているはずです。
美容師の腕だけでその店に通うという人の方が少ないのではないでしょうか。
つまり、接客の基本は覚えている、ということが大事です。
2回目に会うときなどは、名前を憶えている、ということも重要です。
②気にかける
気遣ったり、相手の様子を見て声をかけるということです。
「今日、元気ないけど、どうかした?」とか。
解決策がどうとか、そういうのはどうでもよくて、あなたのことを気にかけてますよ、という行動が大事なんです。
相手の話を聞くというのも相手のことを気にかけていることになります。
これは、聞き上手がどうとかいう話ではなくて、
あなたのことをもっと知りたいという、関心があるという意味です。
一生懸命、相手の話を聞く態度そのものが重要なんですね。
③相手の立場に理解を示す
面白い話があります。
人は、自分のことを重要だと思ってくれる人を重要人物だと思う、ということ。
例えば、
「あの人は、本当に物事をよく分かってる」
なんていうように、人のことを評論している人がいるとします。
たいていの場合、この人自身があまり周りからの評価が高くなかったりするんです。
ですけど、この人が評価している「あの人」は自分のことを評価している。
だから、あの人を重要だと感じているんです。
こういうことは、よくありますし、僕も普段そう感じます。
あなたも、冷静に自分の生活を振り返ってみると、当てはまるのではないでしょうか。
余談ですが、人が会社を辞めるとき、
「周りの人に受け入れられない」
「評価されない」
という理由で辞めていきます。
他の理由ももちろんありますが、突き詰めていくと、
ほとんどがこの理由に行きつくんですよね。
それくらい、相手のことを理解して認めてあげている、ということが大事です。
それを技術的にやるとしたら、
相手の立場に理解を示す、ということになります。
例えば、
「なかなか結果は出ないけど、あなたは頑張っているよね」とか、
「私も同じ状況だったら、そうすると思うよ」とか。
そう言われると、誰でも嬉しいですよね。
うんうん、この人分かってるな~となります(笑)
まずは、基本的なことを書きましたが、これを試してみてください。
また明日以降、技術的なお話をしていきたいと思います。