From:吉本みかん
デートの約束に始まり、交際の申し込み、プロポーズまで、
婚活は交渉の連続です。
小さいことから言うなら、連絡先交換をすることも1つの交渉です。
結婚までに至るには、その1つ1つでYesをもらわないといけません。
ところが、これがなかなか難しい。
と、思っていませんか?
確かに、相手がいることなのでいつも思い通りというわけにはいきませんが、やり方はあります。
その前に、多くの人が勘違いしているのが、最初から100%のYesをもらおうと思っていること。
例えば、デートしよう、となったとき、
自分のことを気に入ってくれて、ぜひ会いたいと思ってもらわないといけない、と気負ってしまう。
そうすると、気軽に誘うことができなくなります。
結果としては、何もはじまらない、なんてことになります。
そうではなくて、1つ1つのYesは、まあいいか、でいいわけです。
ほとんどの場合は、絶対いや、でもなく、ぜひ会いたい、でもない。
まあ、会ってもいいかな、くらいです。
それで実際に会ったとき、どうなるかというと、
まあ、もう1回くらいなら様子見てもいいかな、です。
そうやって、何回か会ううちに、
「もしかしたら、この人いいかも」と思ってくるんです。
ということは、最初から100%のYesでなくていい、ということです。
むしろ、100%を望んでしまうこと自体が、状況を悪くしている。
つまり、51%でもいいのでYesに気持ちが傾いていればいいわけです。
こうすると、交渉術のハードルはぐっと下がりますよね。
じゃあ、そのうえで婚活を進めましょう、となるわけですが、
もう1つ多くの人が犯す間違いがあります。
それはゴールを設定せずに婚活をしていること。
そもそも何となく仲良くなれば、交際に進んで、
さらにもっと仲良くなれば結婚できる。
なんて、漠然と考えています。
ところが、そういう気持ちで毎回デートをしていると、結局は自然消滅をしてしまいます。
それは、口説いていないから。
そもそも、婚活は、結婚の前に男女関係なわけです。
その現実を無視して、結婚しようと思っても相手の気持ちが動きません。
結果として自然消滅するわけです。
もしくは、
「良い人なんだけど。。」
「男として見れない」
「何を考えているのか分からない」
「私のことどう思っているのと不安になる」
なんてセリフを言われることになります。
これが男性側だとしたら、口説かなければ自然消滅です。
もし、女性側だとしたら、口説かれなければときめかない、ということになります。
そうすると、口説くとは、具体的に何か?ということになります。
それは、下心のあるアプローチ。
つまり、セックスをゴールとしたプロセスかどうか?という意味です。
メール、デート、プレゼント、優しい言葉をかけるのも、最終的には「セックスしたいから」というゴールに向かっているかどうかです。
これをしないと、女性からやんわりお断りされますし、
男性にときめかない、ということになります。
では、どうして口説けないのでしょうか?
それは、手を出すと嫌われるかもしれない、拒絶されるのが怖い、と思っているからです。
この思い込みを外さない限り、
勇気を出して、というアドバイスは無意味になります。
こんなときの対処法としては、実際にはどうなのか、ということを考えます。
口説かないといずれ100%自然消滅してしまいます。
もちろん、口説いても断られるかもしれません。
でも口説く限りは可能性はゼロではない。
むしろ口説かないことの方がリスクなんですよね。
ですけど、強引にいけ、という意味ではありません。
それを交渉術でよりYesをもらえる確率を上げていくわけですね。
ちなみに、これは婚活相談の中で分かったことですが、
「女性は口説かれるからドキドキする」ということ。
断られることはもちろんありますが、口説かずに自然に好きになるなんてことはありません。
まずは、勇気を振り絞ってでも口説いてみることからはじめてください。
自然消滅はなくなりますよ。