ガツンとくる個性

From:吉本みかん

「全部おいしい」

色んなウイスキーを飲んでみてそう思いました。

歳をとったせいでしょうか、

最近は、ビールを飲むのが重くなってきてしまいました。

以前は、晩酌でビールからの焼酎という、ザ酒飲みだったんですけど、

ここのところ、ウイスキーばかり飲んでいます。

まあ、格好つけて飲んでいるわけではなくて、

体がビールを受付なくなったので自然にそうなりました。

もちろん、飲み会とかではビールを飲むんですが、晩酌では飲むことがなくなりました。

そうは言っても、ウイスキーの何がおいしいのか分からないので、

とりあえず飲み比べをしていました。

そんなこんなで、いろんな銘柄を飲んでいて分かったことがあります。

全部おいしいんです。

当たり前かもしれませんが、世の中に流通してそれなりに店頭に並んでいるなら、

まずいものはありません。

僕が子どものころは、飲食店でも確かにまずいお店はありました。

それでも何とか営業はできていたんですよね。

でも、今はどうかというと、

おいしくて当たり前。

飲食店やウイスキーだけではなくて、

今の日本で流通しているものやサービスはだいたい良いです。

これは粗悪品だー、っていう明らかにハズレなものってないんですよね。

スマホの普及で情報が行き届くようになったせいなのか、

それとも日本が成熟しきってしまったのか、

理由は分かりませんが、こういう世の中になったのは確かです。

もうちょっとマニアックな分析をするとしたら、

安かろう悪かろうがなくなった。

安くても適正な品質。

もしくは、高くてめちゃくちゃプレミアム。

消費者にとっては良いことづくめなように思います。

ただ、そうすると、

困るのはどれを選んでいいのか分からない。

でも本当はどれを選んでもきっと満足できる品質なんです。

そんなとき、決め手になるのは何なのか?

それは飛びぬけた個性です。

結局、良いものは他にもいっぱいあるので適正価格以上にはならないんです。

ところが、

ピンポイントで、ココ!っていう商品やサービスは価格が高くなります。

確かに、買う人は限られてくるんですが、

その限られた人にとっては、それしかない!という商品やサービス。

またまた今日も前置きが長くなってしまいましたが、

結婚相手選びもそうです。

何でこの人結婚できないんだろう、という人を良く見かけますけど、

そういう人って、これ!っていう長所が分かりにくいんです。

ややこしいのは、

婚活だと、ないものねだりをする人や、粗探しをする人がいるので、

ある程度バランスが取れていることはウケがいいです。

でも、それは残念ながら決め手にはならないんですね。

だから、あなたが婚活でやらないといけないことは、

あなたの長所や魅力に対して、

「そんな人と結婚したい!」と言ってくれる相手を見つけること。

あなたに不満がない、という相手を探すことではありません。

もちろん、不満が大きすぎるとそれが問題になることはあります。

でも、不満を全て解消したからといって、

その相手があなたを選んでくれることはありません。

これ以上は、説明しなくても賢明なあなたなら、

きっと分かっていると思います。

僕のウイスキーも同じなんです。

おいしい銘柄はたくさんありました。

不満もありません。

でも、

もう一度それを買うかといったら、買わないんですよね。

これは、家に必ずストックしておきたいなという銘柄は、

ガツンと個性が強いウイスキーです。

クセが強いですが、こういう気分の時にこれを飲みたい、というのがはっきりしているんです。

あなたも、結婚相手から、

「結婚するなら、こういう人がいい」

というあなたの長所や魅力をアピールしてみてください。

小さな不満を解消することにエネルギーを注ぐと、

誰からも選んでもらえなくなりますよ。