From:吉本和広
「ウイスキーはお好きでしょ」
コンビニに行くとついお酒コーナーに寄ってしまいます。
何を見ているのかというと、ウイスキー。
なぜかこの頃、ビールが重く感じるようになりました。
それで、ビールの代わりになるのはないものかと、いろいろ試していたら、ウイスキーの炭酸わりが晩酌にちょうど良かったんです。
いわゆるハイボールというやつですね。
晩酌を辞めるという選択肢がなかったんですけど、それはツッコまないでください(笑)
飲みだすと、種類が色々ありすぎて、どれを選んでいいのか分からない。
そこで、一通りの銘柄を飲み比べてみることにしました。
一体、これとこれの違いはなんだろう?
海外とかの産地違いのウイスキーもあるんですけど、それらも調べているとわりと膨大な量になります。
ネットで検索しながら、なるべく少量で結論が出るようにウイスキーを順番に買っていきました。
というのも、ウイスキーってアルコール度数が高いので、飲み比べていると飲み過ぎてしまいます。
だから、出来る限り、調べる本数を減らしたい。
そんなこんなを3ヶ月ほど繰り返していました。
で、結局出た結論が、飲みたいのを飲め(笑)
年代物のウイスキーやら、シングルモルトやら、高いウイスキーを選び出すとキリがありません。
最終的には、そこそこのモノを買えば、あとは好み。
そうして、ようやく僕の頭の中のウイスキー論争が終結しました。
飲み過ぎで体を壊す前で良かったです^^;
そしたら、あら不思議、コンビニに行っても、ウイスキーを買いたいという衝動がなくなりました。
相変わらず、ウイスキーの棚は見てしまうんですけど、買いたいと思わない。
そして、そこまで飲み比べしたいという欲求も湧かない。
これは、自分の中で検証が終わって、納得したからです。
人って、こうすればどうなるんだろう?という気がかりがあると、そればかりが頭をよぎります。
そうすると、次の行動に移れないんです。
僕もウイスキーは一体どんな銘柄がいいのか?ということが気になっていると、
あれおいしいのかな、とかずっと気になります。
実は、理想の結婚相手でも同じようなことが起こります。
つまり、この人素敵だな、好みだな、と思っていても当たって砕けないことには次に進めません。
特定の人物ではなくても理想のタイプというのも同じです。
そのタイプに自分がうんざりするくらいトライしてみないことには諦めがつかないんです。
ほとんどの場合、理想を遠くから眺めているだけで、近くに寄ったことがない。
近づいたら、意外と理想ではなかったということも多いんです。
それから本当は、自分の好みとは別のところにぴったりの相手がいる場合がほとんどです。
でも、理想が頭にある状態だと、ぴったりの結婚相手が目の前に現れても目に入りません。
でもこれは妥協ではなくて、
自分には合わなかったんだな、というただの検証結果です。
これが納得できた人は、本当にぴったりの相手を探すことに意識が向かいます。
もしあなたが、理想の結婚相手に振り回されて、なかなか相手を選べないというときは、一度当たった砕けてみることをおススメします。
未練が断ち切れたとき、本当の婚活がはじまりますよ。